2022-2023年度 花巻南ロータリークラブ
会長 菊池 忠彦
青少年奉仕とイノベーションで活性化を!

花巻南ロータリークラブは、2016年、「育む若人を」をテーマに創立50周年記念事業を行いました。青少年奉仕を中心に取り組んできた50年を振り返り、今後も「青少年奉仕活動」に邁進することを誓いました。入会8年目で初めて周年事業に関わった私は、自分のクラブをとても誇らしく感じたことを覚えています。
この2年半はコロナ禍で様々な制限があり、事業が思うようにできませんでしたが、世の中はウイズコロナで社会活動・経済活動を行おうという流れに変わってきました。今年度は、青少年奉仕を中心に、従来の全ての奉仕活動・クラブ行事を行いたいと思います。
ジェニファー E.ジョーンズRI会長は、今年度のRIテーマを『イマジン ロータリー』としました。『大きな夢をかなえたロータリーを想像してください』とも訳されています。私なりに、「7つの重点分野を達成した世界を想像して行動してください」という意味と捉えました。また、ジョーンズ会長は「会員が夢を実現するために行動し、クラブの魅力を最大限に味わえる場としてのロータリーを思い描くよう」呼びかけています。女性初の会長に選出されるにあたり、ロータリーのDEI(多様性、公平さ、インクルージョン)も重要視しています。
我がクラブも、奉仕活動によって地域に与える影響・成果を想像し活動したいと思います。また、クラブ運営・会員増強・奉仕活動において、DEIを取り入れていくべきと考えます。
クラブの「戦略立案会議(イノベーション会議)」も、今年3年目に入ります。3年後、我がクラブは創立60年目を迎えます。3年後、5年後を見据えて、さまざまな課題について意見を出し合いながら、協議して参りたいと思います。
我がクラブの奉仕活動は、「青少年奉仕」が核です。今年度は、インターアクトクラブ校(花巻農業高校・花巻東高校)と、その意味や意義を改めて確認し合い、見直しも含め活動を進めて参ります。また、米山記念奨学生の受入れを5年ぶりに2023年4月より行いたいと考えております。そのほかの奉仕活動についても、各委員会には、従来の活動にひと工夫をお願いしたいと思います。会員増強は、新入会員3名を目標とします。現状のままでは、あと数年で会長・幹事2巡目ということになります。クラブの活性化のためにも、全員で取り組んでいきましょう。
皆様のご協力をいただきながら、会員にとって心地よいクラブ、そして、世の中に役に立つクラブであるよう活動して参りたいと思います。一年間よろしくお願いいたします。
- 会員増強:新入会員3名を目標とします。
- 広報・Web:週報発行、HP更新、オンラインでの例会参加設営
- 職業奉仕:企業訪問の再開
- 社会奉仕:清掃活動ほかの奉仕活動
- 青少年奉仕:インターアクト校での進路ガイダンス再開
- 国際奉仕:短期交換留学生の対応と市内の国際奉仕について
- ロータリー財団:財団補助金活用申請の勉強
- 米山記念奨学生:2023年4月受け入れ目標
- 友好クラブ:訪問交流とオンライン例会交流(検討)
※7つの重点分野:「平和構築と紛争予防/疾病予防と治療/水と衛生/母子の健康/基本的教育と識字率向上/地域社会の経済発展/環境」
※DEI:「Diversity(ダイバーシティ・多様性)、Equity(エクイティ・公平性)、Inclusion(インクルージョン・包括性)」